都市計画審議会

西港再整備, 議会報告 No Comments

昨日午前中は都市計画審議会。協議事項は「東播都市計画道路の変更について」

昭和39年以来都市計画道路として計画決定していた沖浜平津線(南端部)を、昨年改修工事の詳細設計が終わった大木曽水路の右岸(西側)にルート変更、移転が問題視されていた高砂墓地を迂回し、道幅も1車線と縮小するというもの。

理由としては、

  1. 西港再整備、大木曽水路改修等と整合させた「実現可能な」、「適切な規模」を選択
  2. 大木曽水路の川床にあるPCB固化処理土の掘削・移動は行わない
  3. 道路整備早期実現のために、移転に時間を要する墓地の通過は避ける。(民間委員のNさんが「昭和39年の計画決定以前から墓地は存在していましたね?・・・」と「墓地移転など全くほったらかし」であったことを鋭く示唆)

将来交通需要予測で見込まれる交通量は4500台/日(三菱重工北側の沖浜平津線小松原工区では10000台以上と予測)で、旧道路構造令の基準では2車線となるという。

ちなみに道路構造令はH24年度以降自治法改正で各自治体へ権限委譲、条例化により各自治体独自の道路構造の基準が設けられるはずだ。(担当に確認したところ、「道路は市域に関係なく続いているので…」県下市町が合同で共通の基準・条例制定に向けて勉強会を実施、調整中とか)

いずれにせよ、公共事業が少ないご時勢ゆえ、「何とか工事が欲しい…」業界ニーズに応えたバラマキ・「工事のための工事」であってはならない。

公共埠頭の利用、海岸部企業の需要等を予測、さらには将来湾岸道路が整備された場合の接続もシュミレーションした上での「都市計画道路の変更」であることをしっかりと説明していく必要がある。

今日のBGM Talking Heads / Road To Nowhere

http://www.youtube.com/watch?v=E-zgXSMFuuE&feature=related

環境保全対策特別委員会

西港再整備, 議会報告 No Comments

今日は一般質問(わたしを含め6人)の後、午後3時から特別委員会がありました。

1.11月30日付でカネカ、三菱製紙の2社よりPCB盛り立て地の「恒久対策」工事について着手の意向を伝える返答文書(6月末に市長と県知事名で依頼文書を送っていた)が届いたことが報告されました。

ただ、2社ともに工事のコストについて「ステークホルダーに対する説明責任を果たし、納得させる必要性」を訴えていました。ステークホルダーとは株主や債権者など企業の決算状況に直接影響を受ける利害関係人のことらしいのですが、要するに「株主に文句言われるようなゴジャなコストのかかる工事は堪忍」ということですな。この件については「西港再整備推進協議会」でしっかりチェックしながら進めることを確認しました。

2.梅井地区産廃施設計画のその後について、いまだに進捗が見られないことの報告。

3.曽根塩田跡地問題

競売の落札者から不法投棄されている産廃について処理する意向が県民局との協議で明らかにされたとか。ただ、その後の利用計画など一切明らかにされていないことが不気味でもあります。まさかまたぞろ、産廃施設の計画なんぞ持ち上がりはしないでしょうな。当局はまず、利用計画についても、確認する必要があるとおもいます。

明日からは常任委員会の審査が始まります。

今日は イエスの「こわれもの」からYes – Heart of the Sunrisehttp://www.youtube.com/watch?v=BsRdT9hwqGs&feature=relatedたしかCM(日産自動車)で使われてた様な

PCB盛立地 再整備の安全性検証

西港再整備 No Comments

【2011/11/16 神戸新聞記事より】

「高砂PCB盛り立て地 再整備の安全性検証 M9想定 県が専門委設置

 県は15日、高砂西港のポリ塩化ビフェニール(PCB)固化汚泥盛り立て地の再整備について、強い地震や津波に対する安全性を見直すため「高砂西港における盛立地対策追加検証技術専門委員会」(事務局・東播磨県民局内)を設立した。

 盛り立て地は面積5㌶で、同港近隣の2企業が海底土砂約30万立方㍍をアスファルトで覆って造成した。安全性を高めるため、県の再整備技術専門委員会が、盛り立て地の敷地を囲むように土留め壁を地中に施し、のり面を遮水シートで覆った上にモルタルを吹き付ける案を今年3月にまとめた。しかし、直後に東日本大震災が発生したため、マグニチュード9.0クラスの海溝型地震を想定し、工法の安全性を検証することにした。…

…今後、国が津波の高さを見直した際、盛り立て地への影響を確認していく。

〈地元としての主体性、問題意識が希薄〉

6月以降「仮置き」認識撤回問題の折から私は東日本大震災の「想定外の」巨大地震、津波にたいしても安全性を再度確認すべきで、このことを兵庫県に申し入れるべきだと主張してきました。それに対して登り市長は7月にはいって、「仮置き」認識撤回の『声明文』といっしょに、「『恒久対策工事の施工管理の段階でいいから…』確認してくれ」との要請に留めておりました。

11月にはいって、いきなり県民局から「…追加検証技術専門委員会」の設置についての通知が来たといいます。(11/10)さすがに県も再度の検証が必要と重い腰を上げたようですが、担当に確認しますと、委員会の立ち上げに関して何の連絡調整もなくいきなりの通知、昨日の委員会には担当3名がオブザーバーとして出席したそうです。一体PCB盛り立て地はどこにあるのですかね。地元自治体としてもっと積極的にかかわっていく責任があります。この件は21日の環境特別委員会で詳しく詰めたいと思います。

今日の1枚 DUET/ARCHIE SHEPP・DOLLAR BRAND

B面1曲目 “人間の証明”のテーマhttp://www.youtube.com/watch?v=h8M5OUJ0_tw

汚染土壌の除去・根っこは同じ

日々の出来事, 西港再整備 No Comments

【2011/10/10 読売新聞社説より】

汚染土壌除去 中間貯蔵施設の設置が急務だ

放射能に汚染された土壌を除去しても、それを安全に保管する施設を確保しなければ、除染作業は進まない。

 政府は、大量の汚染土壌を収容する中間貯蔵施設の設置を急ぐ必要がある。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で飛散した放射性物質により、福島県を中心に広範囲の土壌が汚染された。

 環境省の試算によると、除去が必要となる年間被曝(ひばく)線量5ミリ・シーベルト以上の土壌の量は、最大で東京ドーム23杯分の約2800万立方メートルにも達する。

 細野原発相は1~5ミリ・シーベルトの地域も除染の対象になるとの見解を示した。そうなれば、除去する土壌の量はさらに増えるだろう。

 第一原発から20キロ圏内の警戒区域と、その周辺の計画的避難区域の除染は、国が実施する。それ以外の地域については、原則として市町村が行う。除染費用は国が負担し、東電に請求する。

 こうした国の方針が、ようやく定まりつつある。

 住民が元の生活環境を取り戻すために、除染が最優先であることを考えれば、迅速に作業を進めるべきだ。

 問題は除去した土が各地の仮置き場に滞留していることだ。空き地に野積みされたり、校庭に埋められたりしている。

 住民の反対で、仮置き場の設置自体も難しい。

 汚染土壌の行き場を確保するのが急務だ。そのために必要となるのが、一括して収容できる大規模な中間貯蔵施設である。

 菅前首相は退陣直前、福島県の佐藤雄平知事に県内設置の意向を示したが、知事は「非常に困惑している」と語った。

 政府は中間貯蔵施設の必要性を丁寧に説明し、地元の理解を得ることが肝要だ。

 設置にあたっては、万全の安全対策を講じなければならない。

 首都圏にも汚染が広がっている。浄水場や下水処理場では、水を浄化した後の汚泥から放射性物質が検出されるケースが相次いだ。地元自治体は汚泥の処理に頭を悩ませている。

 環境省は、東京や千葉、茨城など、福島以外の7都県にも中間貯蔵施設を設置し、汚泥などを収容する方針という。設置を急いでもらいたい。

 ただ、中間貯蔵施設は、恒久的な保管施設となる最終処分場に埋設するまでの一時的な保管場所である。政府は、最終処分場の確保についても検討すべきだ。

2011年10月10日01時28分  読売新聞)

〈放射能汚染もPCB汚染も根っこは同じ〉

昭和の時代の「公害問題」も根っこは同じであったはずだ。現在高砂市の抱える「PCB仮置き問題」は国が公害による汚染について政策的な責任を認め、製造企業とともに徹底した汚染除去についての方策を先延ばしにした結果が招いたといえる。こうやって原発事故の放射能汚染と照らし合わせてみるとよくわかるのではないか?

PCBの問題を原発問題に置き換えて考えると

日々の出来事, 西港再整備, 議会報告 No Comments

〈環境保全対策特別委員会〉

今日午後から環境保全対策特別委員会がありました。6月24日の委員会で予告していた「PCB仮置き撤回」の「声明文?」を企業、県へ持参し、さらには市の広報誌にも掲載したことを市長が報告しました。そして、その直後、県知事と市長の連名で2企業へ「PCB盛立地の恒久対策」の工事実施の要請文書を手際よく出していたことが明らかにされました。

PCB問題、これをいま日本で深刻な問題となっている原発問題に置き換えて考えてみましょう。

関係2企業=東電、政府=兵庫県、地元自治体=高砂市

下の要請文、声明文?でも明らかなように、3月11日以前に開かれた「第9回高砂西港再整備推進協議会」の結論を根拠に「想定外の大規模災害」の検証を求めることなく「仮置きは撤回する、だから早く工事に取り掛かってチョ」とお願いしているのです。

いうなれば、「原発再稼動について安全性確認はどうでもいいから早く再稼動してくれ」と地元自治体の首長が政府と東電に働きかけているのと同じことではないか。原発問題でこんな首長がいたら袋叩きにあうよな。佐賀県知事も玄海町長も軌道修正しましたよね。

なのになぜ、登り市長がこんな時期に(市民無視のまま)「仮置き撤回」「工事着手」を急がねばならんのか?与党系議員たちが急に「仮置き撤回」を容認したのか?答えは「風に舞っている…」ボブ・ディランってか

〈要請文書はこれ…〉

平成23年6月27日

〈株)○○○ 代表取締役社長 ○○○○様

兵庫県知事 井戸 敏三

高砂市長 登り 幸人

高砂西港再整備にかかる盛立地対策について

 平素は、兵庫県及び高砂市行政の推進にご理解・ご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 高砂西港背後の盛立地対策については、平成21年6月10日付「未来に向けた高砂西港みなとづくりの推進について」で推進依頼をさせていただいたところですが、さらに平成23年3月4日開催の「第9回高砂西港再整備推進協議会」においても、今後、工事実施に向けた取り組みを進めることで各委員のご了解を得たところです。

 ついては、これまでの経緯を踏まえ、恒久対策としての盛立地対策に事業着手いただきますようよろしくお願いします

 

〈そして「仮置き撤回」の声明文?はこちら〉

兵庫県東播磨県民局 局長 福田 好宏様(企業宛には 各高砂工場の責任者あて)

高砂市長 登り 幸人

高砂西港盛立地に対する仮置き見解を改めたことについて(通知)

 初夏の候、貴職益々ご健勝にご活躍のこととお喜び申し上げます。

 平素は本市行政に多大なるご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 さて、高砂西港背後に位置する盛立地について、これまで本市の見解は「仮置き」でしたが、このたび別紙理由により「仮置きでない」との見解に改めましたので通知いたします。

 なお、このことについて高砂西港再整備協議会で報告したいので、協議会開催にあたってご配慮いただきますようお願い申し上げます。

 また、今後の盛り立て地対策の展開にあたりましては、“未来に向けた高砂西港みなとづくり(H21.4 高砂西港再整備推進協議会)”の“安心”に記載された将来課題を共有するとともに、本市と十分協議していただきますようお願い申し上げます。

以上

〈広報たかさご7月号の記事はこれだ〉

高砂西港盛立地についての見解

高砂西港背後に位置する盛立地について、これまで高砂市の見解は「仮置き」でした。

 この盛立地の将来にわたる安全性を確実なものとするため、これまで専門家による技術検討や対策工法の検討を行ってきました。

 その結果、現在までの安全性が確認されるとともに、現状では盛立土の撤去は困難であることから、現地封じ込めによる恒久対策を行うこととして工法案がまとめられ、3月4日の高砂西港再整備推進協議会で合意されました。

 このようなことから、これまで三十数年間存在してきた盛立地の事実を現実として受け止め、「仮置きでない」との見解に改めました。 

問い合わせ先 まちづくり部高砂西港周辺再整備

    みなとまちづくり担当 電話443-9033

  

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