6月議会 その2

日々の出来事, 議会報告 No Comments

【6月定例会終了】

昨日は6月議会最終日。各委員長報告のあと討論採決。提案された全議案が可決されました(一般職員、市長など特別職の給与削減については全会一致ではなく賛成多数)。

一般職員の給与削減では記名投票で行われ、結果は賛成16人、反対5人。

賛成の議員:北野、生嶋、池本、西野、今竹、北畑、藤森、鈴木(正)、川端、砂川、森、迫川、福元、横山、松本、鷹尾

反対の議員:鈴木(利)、木谷、小松、大塚、中西

この職員給与削減問題、市長の決断の遅れが組合との労使交渉決裂を招き、後味の悪いしこりが残ったままの議決となってしまった。

しかし、私としては先日お伝えした「高砂市固有の事情」もあり賛成いたしました。

【フェイスブックで】

30年来の友人が懐かしい音楽をUPしていたのでここにもご紹介。

Durutti Column – Sketch For Summer

http://www.youtube.com/watch?v=5bLlzGLH7wM

6月議会

日々の出来事, 議会報告 No Comments

【地方公務員の給与引き下げ】

東日本大震災の復興に際し、H24年4月からH26年3月末まで国は国家公務員の給与を平均7.8%削減しています。これに合わせH25年1月末、地方にも公務員給与の削減を「要請」していました。ただ、強制力のない「要請」ではありますが、一方で地方財政計画では地方交付税しっかりと地方公務員給与の削減を織り込んで約9千億円を減額、その代り防災・減災、地域活性化などの事業費として計上するという「おまいらの財布はしっかり握ってるもんね・・」的中央統制?が行われています。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei12_02000025.html

〈3月議会では市長は「反対」→5月末にいきなり方向転換〉

これに対し3月定例会で議会からの質問に対し、市長は「反対」「(削減は)やるつもりはございません」ときっぱり。(理由:「地方の自主性を尊重する地方分権の趣旨に反する」等)

このため、3月当初では給与条例、予算もそのままでありました。

ところが5月末に一転、職員に対し「国の給与削減要請に応じる」ことを職員組合に要請、交渉が難航し決裂、6月14日の時限スト決行へと至ったことは新聞でも報道されたとおり。

〈高砂市「固有の事情」〉

兵庫県内でも公務員給与の削減方針を打ち出しているのは兵庫県と41市町のうち神戸、姫路、川西など13の自治体にとどまり、三木市や小野市では「地方分権の流れに反する」などの理由により減額しない方針を公表している。

このような中で、年度当初には反対を表明していた市長が方向転換せざるを得なかったのには国には刃向えない「高砂市固有の事情」がある(と私は思います)。

1. 土地開発公社の解散を前提とした約70億円もの「第3セクター等改革推進債」の借入

2. この借金の償還期限、原則10年のところをあまりにも年度ごとの元利返済金がかさむため20年に延ばしてもらう

3. H24年度補正・H25年度予算(事業としては複数年度にまたがる)でアベノミクスがらみの補助金交付対象事業を目いっぱい頬張ったうえ、今後も浸水対策で多額の補助をお願いしていかねばならない

等…というものだ。

国からすれば「1.国から特別枠で70億もの「借金」を認めてもらいながら…返済期限も期間を2倍に延ばしてもらい、これから先も交付金はくださいね…。でも自分らの給与は削減しません!」というのは「あまりにも身勝手、虫が良すぎるではないか!」ということになるのではないか。

また、暗黙のうちに財政担当を通して「削減しといたほうがいいよん♥」という囁きがあったのでは…(これは私の勝手な妄想)

〈地方分権とは程遠い〉

私としては背に腹は代えられず、震災復興の趣旨からしても「やむを得ず」削減には賛成したいと考えています。(議会も議員報酬の削減提案を予定しています)

この「地方公務員の給与削減要請問題」、地方自治の現実が、国に財布を握られたまま「地方分権」「地域主権」の言葉とは程遠い状況であることを映しているのではないでしょうか。

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